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2021.06.28

ウイングトラベル

★経団連、ワクチン接種証明の早期活用を要望

 十倉会長が加藤官房長官に要望書を手交

 日本経済団体連合会は政府に対し、「ワクチン接種記録(ワクチンパスポート)」の早期活用を求める」要望書を提出した。経団連では、冬の到来までに集団免疫の獲得をめざして一気呵成にワクチン接種を進めるとともに、「ワクチン接種記録」の活用を盛り込んだ形で、社会経済活動の正常化に向けた出口戦略をロードマップとして描くべきと提言した。その際、出入国時の活用はもとより、国内でも接種記録の提示によって入場時の要件緩和や各種サービスやキャンペーンが受けられるなど、国内外で社会経済活動を正常化させていくために活用することを提言した。また、接種記録のデジタル化の推進について、仕組みを早急に構築することを要望した。
 経団連の十倉雅和会長が6月24日に加藤勝信官房長官に要望書を手交した。加藤官房長官はしっかり受け止めて推進すると応じた。会談のなかで加藤官房長官は、政府ではワクチン接種証明書は海外渡航用としての発行を想定しており、国内では接種券を活用してほしいと説明。

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