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2021.06.10

ウイングトラベル

★IATA、欧州統一で渡航制限緩和の流れを

 西・仏両国の緩和を歓迎、欧州統一アプローチに

 国際航空運送協会(IATA)は6月9日(ジュネーブ現地時間)、スペインとフランスの両国が、ワクチン接種を受けた旅客に対する規制を緩和すると共に、比較的安価な抗原検査を広範囲に使用することを決定したことを歓迎した。その一方、欧州全体で統一された対策が実施されていないことへの失望感、科学的なデータに基づくリスク管理アプローチが世界各国政府間で調整が行われていないことへの不満も示した。
 去る6月7日、スペインは世界のほとんどのワクチン接種済み渡航者に対する渡航制限を緩和することを決定。EU諸国の渡航者については、抗原検査が陰性であれば入国を許可する判断も下した。さらに低リスク国(英国を含む)からの渡航者は何の制限もなく入国することができるようにする。

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