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2021.06.08

ウイングトラベル

★世界観光機関、1-3月国際観光到着数は83%減

 予防接種とワクチンパスポートが回復のカギに

 国連世界観光機関(UNWTO)によると、2021年第1四半期(1〜3月)の国際観光客到着数は、前年同期比で83%減少し、実数では1億8000万人減少した。ただ、UNWTOでは、新型コロナワクチン接種が進むことが今後の旅行需要回復のカギを握ると見ており、EUデジタルグリーン証明書の導入など、需要回復に向けた明るい材料も出てきていると指摘している。
 今年1〜3月の国際観光客到着数をエリア別にみると、アジア太平洋地域が94%減と最大の落ち込み幅となっており、次いでヨーロッパが83%減と2番目に大きな減少となった。アフリカの81%減、中東の78%減、南北アメリカの71%減がこれに続いている。

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