★リゾートトラスト、中計ローリングプラン発表

　23年度末に売上高1900億円、純利益130億円

　リゾートトラストは2023年3月までを対象としていた中期経営計画「Connect50」について事業環境の変化を踏まえ、新たに21年4月から24年3月までの3年間を対象としたローリングプランを策定したと発表した。基本戦略は変更しないものの、新型コロナウイルスの影響を踏まえた会員制ホテルの新規開発スケジュールの後ろ倒しや一般ホテルを中心とした一般向け事業展開と収益想定の見直しを行った。ただ、厳しい事業環境が続くものの、会員制ビジネスの基本に立ち返り、会員制の強みを生かしたグループ施策を展開すると同時に、継続なコスト構造の見直し、各種経営基盤の強化などにより、2024年3月期（23年度末）の売上高を現状の13.4%増の1900億円、営業利益を36.0%増の200億円、経常利益を13.6%増の200億円、純利益は102億円の赤字から130億円の黒字転換を目指す。