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2021.05.13

WING

JTA決算、20年度は当期純損失60億円に

旅客収入40%減の150億円に

 日本トランスオーシャン航空(JTA)がこのほど発表した2020年度決算によれば、当期純損失60億円の赤字に転落した。前年度は62億円の黒字だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、売上高は前年度の429億円から一気に191億円にまで縮小し、損益面では営業損失84億円(前年度:営業利益86億円)、経常損失85億円(同:経常利益84億円)と、厳しい数字が並んだ。
 売上高のうち、旅客収入は40.1%減少した150億円に留まった。収支への影響を最小限に食い止めるべく、年度を通して機動的な提供座席数の生産調整を行なった一方、生活路線としての必要便数を維持することにも努めた。

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