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2021.05.12

WING

防衛省、大規模接種センター設置で民間事業者と契約

 約37億円で看護師派遣、会場の運営業務など委託

    防衛省は5月11日、東京と大阪に設置する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターについて、3ヵ月間の運営などを民間の事業者へ委託することを発表した。看護師の派遣については、大手人材派遣会社の「キャリア」へ約7億6377万円で委託した。接種センターの運営業務について、東京では「日本旅行」と約19億4900万円で契約し、大阪では「東武トップツアーズ」へ約9億6654万円で委託した。岸信夫防衛大臣は当日の閣議後会見で、国としてワクチン接種を速やかに進めるべく「自衛隊自身はワクチン接種に専念をして、ワクチンの接種を支えるような業務、すなわち受付けとか、案内とか、予約、接種記録の管理といった周辺業務については、民間役務を活用することが効率的」だと説明した。

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