ウイングトラベル
★GW国内旅行10.3%「行く」前年の半分以下

JTB調査、若い世代多く、シニアは見合わせ
JTBが調査した今年のゴールデンウィーク(GW)の国内旅行動向予測によると、期間中に旅行に「行く(行く・たぶん行く合計)」と回答した人は10.3%で、コロナ禍前の約25%と比べると、例年の半分以下になっていることが分かった。性別・年代別でみると、男女とも若い年代ほど旅行意向が高くなり、「行く」が男性29歳以下19.1%、女性29歳以下16.5%、一方で男性60歳以上6.9%、女性60歳以上3.7%となり、コロナ禍の影響で世代間で大きな差が生まれた。
ただ、同調査は4月9日から14日に実施され、新型コロナウイルスの影響で10都府県がまん延防止等重点措置の適用対象の時期。大阪、東京、兵庫、京都に3度目の緊急事態宣言が発出される現状からすると、「旅行に行く」割合がさらに下がることが予想される。
コロナを逃れ、旅行先でのんびり過ごす
コロナを恐れ、家でのんびり過ごす
※図=JTBがゴールデンウィーク国内旅行動向調査