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2021.04.08

WING

ノースロップ、「ファイアバード」のデモ飛行実施

有人構成にも変更可能な無人航空機

 ノースロップ・グラマンは4月6日(米サンディエゴ現地時間)、同社のマルチセンサー無人航空機「ファイアバード」が米国各地でデモ飛行を行ったと発表した。
 「ファイアバード」は運用の柔軟性と手頃な価格を目的に設計した中高度・長時間滞空型の無人航空機システム(UAS)で、最大の特徴はオプションで有人構成にも出来る点だ。
 今回のデモ飛行ではオハイオ州デイトン、ワシントンD.C.、メリーランド州パタクセント・リバー、フロリダ州のタンパ、マイアミ、キーウエストを巡り、約9000マイル(約1万4500km)を飛行。有人構成から持続的ISR(情報収集・警戒監視・偵察)仕様の自律機への変更を2時間以内に行える能力などを展示したとしている。

 

※写真=ノースロップ・グラマンのマルチセンサー無人航空機「ファイアバード」が米国各地でデモ飛行を行った(提供:ノースロップ・グラマン)