記事検索はこちらで→
2021.04.07

WING

世界の航空座席、8週連続回復で週6320万席に

OAG「1年以上ぶりの高水準」との見方示す

 フライトデータなどを提供する英国のOAGによれば、今週中に世界全体で提供予定の定期便座席数は6320万席となる見通しだ。これにより8週連続で座席供給量は増加する。6320万席の座席供給量は、「およそ1年以上ぶりの高水準だ」(OAGのジョン・グラント氏)との見方を示しつつ、「世界中の多くの市場で、ゆっくりと、しかし着実に座席数が回復していることを示している」と分析するなど、世界の航空市場が回復に向けて自信を取り戻してきたことに言及した。・・・

 

座席供給減に歯止めかからない地域も
西欧・南米南部など回復遅れ

 

※写真=座席供給は8週連続で回復傾向。夏の需要回復に期待もまだまだ航空会社は慎重だ(提供:OAG)