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2021.04.07

WING

独宇宙機関、ロ社の宇宙状況把握システムを採用

 ロッキード・マーティンは4月6日(米コロラド州現地時間)、同社の宇宙状況把握(SAA)システム「iSpace」指揮統制システムがドイツ航空宇宙センター(DLR)に採用されたと発表した。
 DLRはドイツ空軍と共同でドイツ宇宙状況認識センター(GSSAC)を運営している政府機関。ロッキード・マーティンのiSpaceシステムは、高度300kmから3000kmまでの地球近傍空間にある人工衛星やデブリの軌道データを収集するGESTRA(ドイツ実験的宇宙監視・追跡レーダー)をはじめとする様々なセンサーやレーダーのインターフェースやコントローラーとして機能することになる。