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2021.04.05

ウイングトラベル

★JAL、デジタル証明アプリ3種の実証実験開始

 エアラインシステムと連接検討、上期中に方向性示す

 日本航空(JAL)は4月2日、コロナ禍で停滞した国際線の早期再開を目指して、渡航者の健康状態を示すデジタル証明書アプリの実証実験を開始した。この日に羽田空港第3ターミナルで行った実証実験は、スイスのコモンズ・プロジェクトによる「コモンパス」の検証。羽田−ホノルル往復便への搭乗に当たり、アプリに登録した陰性証明をチェックインカウンターなどへ提示することで、出入国をスムーズにする。JALでは今後、米国のVeriFLY、国際航空運送協会(IATA)のトラベルパスといったデジタル証明書アプリの実証実験を行って、各アプリの有効性や特徴などを確認する。その上で2021年度上半期中には、導入へ向けた方向性を示す考え。

 

※写真=カウンターでタブレットやスマートフォンに表示した陰性証明を確認する

 

※写真=実証実験開始を説明するJALの中村智部長

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