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2021.04.01

ウイングトラベル

★阪急阪神ホテルズ、大阪新阪急など6ホテル営業終了へ

 競争激化にコロナ追い打ち、訪日の回復遠く

 阪急阪神ホールディングスは、阪急阪神ホテルズのホテル事業について、2021〜2025年度末にかけて6ホテルの営業を終了することを決めた。近年はとくに近畿圏でホテル間の競争が激化していたところにコロナ禍が追い打ちをかけて客室稼働率や宴会、レストラン利用が減少。さらに、今後もインバウンドの回復には相応の期間を要するなど厳しい事業環境が続くことから、今後は収益性の見込める「宿泊主体型ホテル」と一部の厳選した「総合型ホテル」に経営資源を集中し、不採算ホテルや収益性の悪化が懸念されるホテルについては営業を終了することを決めた。
 営業を終了するのは、第一ホテルアネックス、吉祥寺第一ホテル、梅田OSホテル、第一ホテル東京シーフォート、大阪新阪急ホテル、「千里阪急ホテル。

 

 今後5年間で約800人の人員削減、自然減で
 24年度の営業黒字化めざす、固定費削減等推進

※写真=大阪新阪急ホテル(阪急阪神第一ホテルグループ公式サイトから)