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2021.04.01

ウイングトラベル

★成田2月、発着数61%減、旅客数95%減と低調続く

 緊急事態宣言の影響で1月より悪化、貨物は2月最高に

 成田国際空港会社の田村明比古社長は25日の定例会見で、2月の成田空港の運用状況について説明した。2月は、1月に引き続き緊急事態宣言の影響により、航空機発着回数が前年同月比61%減の7625回だった。航空旅客数は95%減の15万1934人と、1月に比べて減少となった。国際線の旅客便発着数は76%減の3106回で、1月とほぼ横ばい。国際線旅客数は96%減の8万566人と低い水準が続いた。田村社長は「もともと、2月は単月で最も人の動きが減る月。緊急事態宣言の影響も併せた結果だろう」と分析した。
 国内線旅客便の発着は86%減の630回で、1月の67%減よりもさらに落ちこんだ。旅客数は88%減の7万1368人で、1月の78%減よりも低調だった。

 

※写真=田村明比古成田空港会社社長