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2021.04.01

WING

日インドネシア2+2、防衛装備品・技術移転協定へ署名

装備移転具体化に期待、ASEANのAOIPと共通点確認も

 日インドネシア外務・防衛閣僚会合(2+2)は3月30日に東京で開かれ、日本から岸信夫防衛大臣および茂木敏充外務大臣が参加。来日したインドネシアのプラボウォ・スビアント国防大臣およびルトノ・マルスディ外務大臣と防衛協力や安全保障政策などについて協議し、最近の厳しい安全保障環境下で緊密に連携していく重要性を確認。両国間の関係を一層強化していくことで一致した。さらに、両国間で防衛装備品・技術移転協定に署名を行い、日本にとって10ヵ国目となる協定を締結した。インドネシアとの2+2会合は、東南アジアで唯一であり、第1回目から約5年ぶりの開催となった。
 日本とインドネシアが締結した防衛装備品・技術移転協定は、2国間のさらなる安全保障協力の基礎といえるもので、一層の関係強化に貢献するもの。すでに前回の2+2で実質的な合意に至っていた。移転される個別事業の決定や、・・・

 

※写真=日インドネシア2+2で、防衛装備品および技術の移転に関する協定の署名を行った(提供:外務省)