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2021.04.01

WING

A4A、2030年に利用可能なSAFを20億ガロンに

米政府にSAF利用拡大支援を呼びかけ

 米国の航空業界団体であるエアラインズ・フォー・アメリカ(A4A)は3月30日(米国ワシントン現地時間)、2050年までに温室効果ガス排出量を正味ゼロにすることを目指すとして、航空業界全体および政府関係者とパートナーシップを築いていく方針を掲げた。加盟する航空会社は政府やその他の関係者と協力して、商業的に実現可能な持続可能な航空燃料(SAF)の生産と導入を急速に拡大し、2030年には米国の運航会社が20億ガロン(約75億7000万リットル)のSAFを利用できるようにするとした。
 世界各地で地球温暖化が原因とみられる数多の自然災害が発生している。航空業界でも危機感が募っており、様々な取り組みが展開されている。そうしたなか最も注目されているのが、SAFの利用だ。・・・

 

※写真=米航空業界団体A4Aは2030年までに20億ガロンのSAF利用という目標を掲げた