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2021.03.29

ウイングトラベル

★下半期に日韓間のトラベルバブル実現めざす

 鄭辰洙KTO東京支社長、管理型ツアーから再開へ

 韓国観光公社(KTO)の鄭辰洙東京支社長は、3月25日に開催した韓国観光オンラインセミナーで、「感染が落ち着いている国同士が交流するトラベルバブルで、日本でも下半期にチャンスを作っていきたい」として、下半期をめどに日韓間のトラベルバブル実現をめざす考えを示した。また、KTO本社では韓国内で安心安全のモデルコース作りを進めており、「それができれば日本旅行業協会(JATA)と共に管理型パッケージツアーの商品造成とプロモーションを行いたい。感染状況にもよるが、早ければ10月をめどに実現していきたい」と意欲を示した。
 韓国では2月よりワクチン接種が開始され、これまでに約73万人が第1回接種を済ませている。鄭辰洙支社長は、「ワクチン接種が進めば新しい形で日本と韓国の行き来ができると思う」として、ワクチン接種による集団免疫獲得により日韓間の往来が新たな形で再開できると期待を寄せた。

 

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※写真=韓国観光オンラインセミナーに登壇する鄭辰洙韓国観光公社東京支社長