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2021.03.25

ウイングトラベル

★国内ワーケーション市場、年率40%で成長

 2020年699億円から25年3622億円に拡大
 成長するには企業の理解と体制整備が不可欠

 矢野経済研究所は国内ワーケーションの市場規模について調査し、2020年度は699億円、2021年度は777億円と年を追うごとに加速し、2024年に1704億円、2025年度は3622億円に倍増すると予測した。2020年度から25年度の6年間は年率平均40%で成長する。ワーケーションを構成する地方自治体・団体、事業者、企業が急速に増えており、今後、様々な取り組みが進展すると有望な市場になると予想した。
 同研究所では、ワーケーション市場は、これまでテレワークに場所の裁量が認められる人や、いわゆるノマドワーカーと呼ばれる人たちで形成されていたごく一部の市場だったが、2020年のコロナ禍を契機に、一気に多くの企業でテレワークが普及し、ニーズが拡大した市場で、2020年度の国内ワーケーション市場規模を699億円と予測した。

 

※図=矢野経済研究所による国内ワーケーション市場規模予測