成田、CS Award表彰で3件4人のスタッフ選出

優れたサービス評価、感染症影響で秋冬合同開催

　成田国際空港会社（NAA）はこのほど、空港職員として特に優れたサービスを行ったスタッフを選出する「CS Award」で、7月から12月まで3件4人の受賞を発表した。3月23～25日に表彰式を行う。
　受賞したのは、成田空港警備会社の東浩孝さん、成田空港ビジネスの渡邉みつ子さん、NAAセーフティサポートの岡井洋平さん、河合正文さん。
　NAAによると、東さんは貨物ターミナル地区の第3ゲートを警備中に旅客と思われる家族連れに声をかけ、間違ったルートであることを知らせて、目指す第3ターミナルを丁寧に教えた。渡邉さんは、視覚障がい者の旅客を丁寧に案内し、目的の航空会社カウンターまで同行した。岡井さん、河合さんは、大量の荷物を抱え、子供を連れた旅客の荷物運搬を手伝ったうえ、入国時に不足していた書類の作成をサポートした。
　成田空港の「CS Award」は通常、季節ごとに年4回実施し、その中から特に優れたサービスを行ったスタッフを選出する年間グランプリを行っている。しかし感染症の拡大影響で、今回は秋・冬合同の開催とした。