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2021.03.10

WING

感染収束後2ヵ月以内に旅行再開は57%

IATA調査、航空再開に手応えも警戒感残る

 

 国際航空運送協会(IATA)は3月9日(ジュネーブ現地時間)、旅行者を対象とした最新の世論調査結果を発表した。それによれば、アンケートに回答した57%の人々が新型コロナパンデミック収束から「2ヵ月以内に渡航する」と回答した。パンデミック収束後、「2ヵ月以内に渡航する」と回答した人は、前回調査結果(2020年9月)では49%だったが、最新調査では8ポイントの改善。ワクチン接種が進みつつあることなどから、航空輸送を利用した旅行・渡航に対する世論の考え方が、前向きなものへと変わりつつある様相だ。さらに「ワクチンを接種すれば、旅行に行く可能性が高い」と回答した人は実に81%にのぼった。

 

※写真=航空利用再開に向けて旅客は少しずつ自信を取り戻しつつある。一方で利用にはまだまだ警戒感を示す人も少なくないようだ