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2021.03.03

WING

成田空港で手荷物用の自動運転トラクター導入

JALが2タミで運用開始、自動運転レベル向上目指す

 成田空港で国内初となる手荷物搬送用の自動運転トーイングトラクターの導入が決まった。これまで成田国際空港会社(NAA)では、国が推進する「地上支援業務の省力化・自動化」の自動運転実証実験のため、一部制限区域を試験フィールドとして提供してきたが、このほど実験を実施してきた日本航空(JAL)によって自動運転を開始することにした。導入する自動運転車両が走行するのは第2ターミナルの本館ソーティングエリアとサテライトのソーティングエリアの間。現在のところ、サテライトは便数減少により閉鎖となっているため、サテライトが再開した後に手荷物の搬送を開始する予定だ。
 JALでは、国土交通省が募集した「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験」へ応募し、2019年10月から成田空港の制限区域内で、トーイングトラクターの自動運転運用に向けて取り組んできた。・・・

 

官民連携で自動化・省力化推進
羽田でANAによるランプバスも導入目指す

 

※写真=成田空港でJALが自動運転トーイングトラクターを導入する(提供:JAL)