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2021.03.03

WING

露国防大臣、Il-76MD-90Aを2030年までに250機超生産

 ロシア国防省と統一航空機製造会社(UAC)は3月2日(ロシア現地時間)、セルゲイ・ショイグ国防大臣がUAC傘下のアヴィアスタル-SPを訪問し、軍用輸送機Il-76MD-90Aの生産ラインを視察したと発表した。
 ショイグ大臣はIl-76MD-90Aを詳細に視察。軍用機の開発・納入履行に関する会議では、ショイグ大臣はIl-76MD-90Aについて、「我々は2020年には3機を受領し、2021年には5機の受領が計画されている。将来的には年間10機のペースに到達する必要がある」と語った。そして、2030年までに250機以上がロシア航空宇宙軍に所属している様に、新造および改修によって年間20機のペースでIl-76MD-90Aを生産することを目標として掲げたという。・・・

 

※写真=セルゲイ・ショイグ露国防大臣はアヴィアスタル-SPを視察し、Il-76MD-90AZの生産目標を2030年までに250機以上とすることとした(提供:UAC)

※写真=Il-76MD-90Aのコクピットについて説明を受けるショイグ大臣(提供:ロシア国防省)