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2021.02.17

WING

Synspective、小型SAR実証衛星で初画像取得

年内に実証2号打上、データ販売展開へ申請準備も

 

 衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を展開するSynspective(東京都江東区)は2月16日、同社初の小型SAR衛星「StriX-α」の画像取得に成功したことを発表した。民間の小型SAR衛星(100kg級)の画像取得は日本国内では初めて。同社では年内にも実証2号機「StriX-β」の打上げを予定しており、地表のミリ単位の変動を検出するSAR特有の解析技術「InSAR (Interferometric SAR:干渉SAR)」の軌道上実証を目標としているという。

 

※写真=Synspectiveの実証1号衛星が初めてSAR画像を取得することに成功。2月8日(日本時間)米フロリダ州南部(提供:Synspective)