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2021.02.17

WING

岸防相、23年度末の海上輸送部隊新編を重要視

共同部隊として2000トン搭載可能な船舶など保有

 

 岸信夫防衛大臣は2月16日の閣議後会見で、自衛隊共同の海上輸送部隊を2024年3月までに新編する考えを改めて示した。約2000トンの搭載能力を持つ中型級船舶(LSV)1隻と、数百トン程度の搭載が可能な喫水の浅い小型級船舶(LCU)3隻を取得するとして、その上で部隊を新編する。今後さらに島嶼部の防衛を強化するため、島嶼部へ「陸自部隊や各自衛隊の装備品を継続的に輸送する必要がある」として、海上輸送能力の強化を重視する構えだ。