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2021.02.12

WING

自衛隊、在日米軍と日米共同統合防災訓練

南海トラフ地震を想定し日米連携の対処強化

 防衛省・自衛隊は2月12・13日に、在日米陸・空軍と「令和2年度日米共同統合防災訓練」(Tomodachi Rescue EXercise:TREX)を実施する。統合幕僚長を統裁官として陸・海・空自衛隊約830人が参加し、艦艇2隻のほか、回転翼15機、固定翼9機などが参加する。米軍からは人員約60人のほか、UH-60が3機、C-130が1機などが参加。高知県・徳島県を中心に南西を除く全国の海空域で訓練を行う。
 この訓練では、南海トラフ地震の発生を想定して、災害対処に関係する日米共同の連携や、主要部隊間の連携を訓練するほか、関係地方公共団体などとも連携を図るものとなっている。
 訓練の内容は、指揮幕僚活動や、ヘリ映像伝送機などによる情報収集・被害状況の把握、航空機や車両による増援部隊の移動・救援物資などの輸送を行う。・・・

 

※図=令和2年度日米共同統合防災訓練の概要(提供:統合幕僚監部)