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2021.02.09

WING

エアバス、1月の航空機納入数は21機

新規受注数はゼロ、受注残7163機に

 エアバスがこのほど発表した1月の機体納入実績によれば、計15社に対して21機を納入したことが明らかになった。ただ、新規の機体受注数はゼロとなり、受注残数は7163機となった。ちなみに1月のキャンセル数についてもゼロだったという。
 1月に新規に引き渡しした21機の内訳をみてみると、A350XWBが1機、A330neoが1機と広胴機はわずか2機に留まった。広胴機は主として国際線に投入されるものの、各国政府による出入国規制の影響で国際線ネットワークは崩壊状態。航空会社各社は機体の受領時期延期を機体メーカーに打診しており、広胴機の納入数はなかなか伸びてこないことが現実だ。ちなみに1月に引き渡されたA350XWBは、ターキッシュエアラインズのA350-900型機。一方のA330neoはウガンダ航空のA330-800型機だった。
 広胴機の引き渡しが伸び悩む一方、・・・・・・・。

※写真=エアバスは1月に計21機を15社に納入。コロナ禍にあって広胴機の引き渡しは伸びない。写真はエアバスのA350XWB