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2021.02.08

WING

装備庁、21年度安保技術研究推進制度の公募開始

提出文書簡素化や報告書の押印廃止など実施

 防衛装備庁は2月5日、「令和3年(2021年)度安全保障技術研究推進制度」の公募受付を開始した。2021年度は2020年度から1件減となる34件の研究テーマを設定し、2月5日から5月12日12時00分まで応募を受け付ける。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まらないため、今年は従来開催していた公募説明会は開催せず、装備庁ホームページに説明資料を掲示するかたちとなった。
 今年度は昨年度と制度面での大きな変更点は無いが、新しい各府省統一ルール(競争的研究費に関する関係府省連絡会申し合わせ)に対応したほか、契約締結前に提出を求めていた各種文書および成果公表届の簡素化、報告書などでの押印廃止と応募承諾書などのデジタル化を図ったとのこと。また、統一ルールの変更や装備庁内の組織改編などに対応した説明資料の追補版を、4月に装備庁ホームページで公表することを検討しているという。・・・

 

※写真=防衛装備庁は2021年度安全保障技術研究推進制度の公募受付を開始した。今年度は提出文書簡素化や報告書の押印廃止など改善を行っている