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2021.02.08

WING

米空軍、BACN機のE-11Aを今後5年間で6機調達へ

1機目は購入交渉進め、6月末までに納入予定

 米空軍ライフサイクル管理センター(AFLCMC)は2月5日、ノースロップ・グラマンに対するBACN(戦場航空機搭載通信ノード)の運用維持の数量未確定契約(ID/IQ)に関連して、BACN機であるE-11Aを今後5年間で6機調達する方針を明かした。
 マサチューセッツ州ハンスコム空軍基地に本拠地を置くBACNプログラムオフィスでは、BACNフリートを増強するために今後5年間でE-11Aを6機調達することに取り組んでいる。既に追加1機目の購入資金を確保して購入交渉を進めており、今年3月末までに契約を結び、6月末までに受領する予定としている。
 ちなみに、BACNの機器搭載機は、無人航空機のEQ-4Bと有人機でボンバルディアのグローバル・エクスプレスを改造したE-11Aの2機種がある。2020年にE-11Aがアフガニスタンで墜落したことで、2021年2月現在のBACN機はEQ-4Bが4機、E-11Aが3機の計7機となっている。

 

※写真=BACN機であるE-11A。BACNプログラムオフィスは今後5年間で6機調達する方針という(提供:AFLCMC)