記事検索はこちらで→
2021.02.08

WING

大韓航空20年決算、純損失2281億ウォンに圧縮

売上高4割減も経費削減と貨物善戦で営業黒字確保

 大韓航空(KAL)が発表した2020年通期(20年1~12月)の暫定業績は売上高が前期比40%減の7兆4050億円、営業利益は17%減の2383億ウォンとなった。当期純損失は5687億ウォンから2281億ウォンに改善した。新型コロナウイルスの影響で旅客売上高は大幅に減少したものの、貨物事業が善戦したことや全社的な生産性向上、燃料コストの下落などにより営業利益は黒字を確保する結果となった。
 旅客需要の大幅な減少により、旅客部門の売上高は74%減となった。その一方で貨物部門は新型コロナウイルス検査キットや自動車部品の需要増などがあり、売上高は66%増の4兆2507億ウォンとなった。・・・