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2021.02.05

ウイングトラベル

★昨年旅客需要は65.9%減、史上最大の落ち込み

 IATA、12月下旬以降先行予約減少傾向で危機感

 国際航空運送協会(IATA)が2月3日(ジュネーブ現地時間)に発表した2020年通期の世界の旅客輸送実績(国際線・国内線平均)によると、需要を表すRPKは対前年比65.9%落ち込んだことが明らかになった。IATAは「航空史上、最も急激な輸送量の落ち込みだ」とし、新型コロナウイルスが航空業界に未曾有の危機をもたらしたことをあらためて強調した。2020年通期の座席供給量を表すASKは対前年比56.5%減となり、搭乗率(L/F)は17.8ポイント悪化した64.8%に留まった。