記事検索はこちらで→
2021.02.04

ウイングトラベル

★TSR調査、コロナ経営破綻 1000件超える

 緊急事態宣言再発出で資金支援ないと増加も

 東京商工リサーチ(TSR)によると、新型コロナウイルス感染関連の経営破綻は、負債1000万円未満の企業を含めると1012件と1000件を超えたことが明らかとなった。緊急事態宣言の再発出により、10都府県はGo Toトラベルの全国停止、日中を含む外出自粛、出入国の停止、飲食店の営業時短が3月7日まで延長が決定し、旅行・観光・飲食・エンターテインメントなどの業界を中心に、経済への影響が深刻化すること懸念される。
 東京商工リサーチでは、感染防止のための難しい舵取りが続くなか、中小企業の疲弊感は拡大しており、雇用調整助成金の特例措置は3月まで期限延長されるが、一層の資金支援がなければコロナ関連破たんは増加する可能性が高まっていると指摘している。

 

※図=都道府県別の経営破綻状況