ノースロップ、UASによるASW能力を実証

　ノースロップ・グラマンは2月2日（米サンディエゴ現地時間）、無人航空機（UAS）による対潜水艦戦（ASW）の実証を完了したと発表した。
　これは英国の防衛企業ウルトラと共同して実施したもの。昨年10月29日に実施した、垂直離着陸型無人航空システム（VTUAS）として初の大面積かつ多地点の音響探査では、無人ヘリコプターであるMQ-8Cファイアスカウトの代理機として機能する様に改造したベル407型有人ヘリに、ウルトラ製のソノブイや受信機、処理装置を搭載。搭載したASWミッションのペイロードと処理は地上から制御し、得られたASW画像を世界各地に配信することに成功したとしている。
　ノースロップ・グラマンは、「ファイアスカウトのマルチミッション能力にASW能力を追加することで、この汎用性が高いプラットフォームをさらに強化することが出来る」と述べた上で、・・・

※写真＝ノースロップ・グラマンはウルトラと共同してUAS ASW能力の実証を完了した（提供：ノースロップ・グラマン）