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2021.02.02

ウイングトラベル

★JAL4-12月決算、コスト削減も2127億円赤字

 通期赤字3000億円予想、感染再拡大が痛手に

 日本航空(JAL)は2月1日、2021年3月期第3四半期(4-12月)決算を発表し、国際財務報告基準(IFRS)での売上収益が前年同期比68%減の3565億円、財務・法人所得税前損益(EBIT)で損失が2941億円(前期利益1146億円)、純損失が2127億円(前期利益748億円)を計上した。
 菊山英樹専務は同日の決算会見で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で業績が大変厳しいものになったとし、変動費および固定費の削減を想定以上に進めたものの、減収を補いきれずに損失を出したと説明した。
 通期連結予想は、売上収益が4600億円になるとし、EBITでは損失4200億円、当期純損失が3000億円と見込んだ。

 

※表=下方修正した業績予想(提供:JAL)