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2021.01.06

ウイングトラベル

★ANAHD片野坂社長、営業CF単月プラス化を

 2年間4000億円コスト減、危機乗り切る5項目

 ANAホールディングスの片野坂真哉社長は1月1日、年頭所感のなかで営業キャッシュフローを早期に単月ベースでプラス化する方針を示した。さらに、あらためて2020年度と21年度の2年間で、約4000億円のコスト削減を実行することなどに触れた。
 片野坂社長は「新年のスタートにあたり、私たちが認識すべきことは、危機感を常に持ち、そして必ず良くなるという希望を忘れないということだ」と強調。この正念場の1年を乗り切る重要なポイントとして、5つのポイントを挙げた。
 片野坂社長が掲げたポイントは、「安全」、「営業キャッシュフロー」、「スピード」、「コスト削減」、そして「人」の5つ。
 エアライングループは安全第一であることをあらためて訴えつつ、「営業キャッシュフロー」については、「今はまだマイナスが続いているが、早期に単月でのプラスを目指す」とした。