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2020.12.21

ウイングトラベル

■JAL冬季繁忙期、コロナで国際線予約率22.3%

 予約数は94%減、国内もGoTo停止で苦戦

 日本航空(JAL)グループの2020年度冬季繁忙期(2020年12月25日〜2021年1月3日)の予約状況は、国際線の予約率が前年同期比63.5ポイント低下の22.3%で、提供座席数が76.9%減の7万2082席、予約数が94%減の1万6051人となった。国内線はグループ(JAL、J-AIR、HAC、JTA、JAC、RAC)の予約率が34ポイント低下した40.9%になり、提供座席数が11.3%減の125万1209席、予約数が51.5%減の51万1965人となった。夏季の繁忙期に比べれば、需要の回復が見られる状況。しかし国際線は、日本及び各国の出入国規制の影響などにより、予約が9割以上も減少する厳しい状況がいぜん続く。国内線は供給が9割近くまで回復したものの、GoToトラベル事業の一時停止などが影響し、予約が5割台にとどまった。