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2020.09.09

WING

JAL、ICAO指針沿った感染症対策を全国内拠点に

国際拠点にも順次展開、感染症対策を強化

 日本航空(JAL)は9月8日、国際民間航空機関(ICAO)が今年6月に策定した新型コロナウイルス感染症予防対策のガイダンスである「Take-off」に、本邦航空会社として初めて全て沿った感染症予防対策を講じたことを発表した。JALによれば、9月から国内拠点においてガイダンスに沿った対策を完了し、今後は国際拠点にも順次拡大する方針だ。
 ICAOのガイダンスは、各国や地域機関との協議に加え、世界保健機関(WHO)などの国際機関からの助言の下に策定したもの。航空機利用者および航空会社、空港従業員双方の感染リスクを下げることを目的としており、「空港」、「航空機」、「乗務員」、「貨物」の4分野での推奨項目を盛り込んだ。
JALは同ガイダンスを国際基準として位置付け、・・・・。

※写真=JALアプリを活用した消毒液設置場所の表示(提供:JAL)