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2020.09.09

WING

日立システムズ、ドローン運用統合管理サービス強化

構造物全体の損傷箇所などを効率的に把握

 日立システムズでは、ドローンの操縦や撮影代行、撮影した画像の加工と診断、データの保管・管理、業務システムとのデータ連携を支援する「ドローン運用統合管理サービス」を強化する。ドローンで撮影した複数枚の画像を集約した構造物全体の画像データの作成、および”ひび”の長さ・幅の自動計測、”さび”の自動検出、損傷図形式のレポート作成が可能とする。日立システムズでは、「ドローン運用統合管理サービス」を国や地方自治体、社会インフラ事業者向けに幅広く拡販し、2021年度までに累計300社以上への導入を目指す方針だ。
 同社によれば、これにより点検後の診断・報告において、従来は画像一枚一枚から損傷箇所を確認し、手作業で行っていた損傷図の作成工数の削減が可能となり、点検業務が効率化するとしている。