センコー、デュッセルドルフに現地法人

　センコーは9月4日、ドイツのデュッセルドルフ市に現地法人センコーロジスティックス・ヨーロッパを設立したことを発表した。　センコーグループホールディングスが100%出資する。センコーロジスティックス・ヨーロッパは去る7月20日に設立された。
センコーは昨年3月、デュッセルドルフ市に駐在員事務所を開設。グループ会社でタイに拠点を置くベストグローバル社やシンガポールに拠点を置くスカイリフト社などと連携し、アジア－欧州間貨物のフォワーディングサービスの拡充を進めてきていた。今年4月には海外拠点との連携をさらに深めるべく、フォワーディング事業と通関事業を行う「センコー・フォワーディング株式会社」を設立し、国際物流事業の推進体制を強化している。
　デュッセルドルフ市に現地法人を設立することで、センコーが日本国内で取引があり欧州にも進出している日系企業などに向け一貫したサプライチェーンを提供するとともに、中東やアフリカなどの周辺エリアでのコールドチェーンなどの新サービス展開も視野に、物流ネットワークを拡充していく計画だ。

・会社名：Senko Logistics(Europe)GmbH
・所在地：ドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン（NRW）州デュッセルドルフ市
・資本金：3百万円
・代表者：森岡哲也
・事業内容：国際航空輸送、国際海上輸送、倉庫、物流サービス業
・従業員数：3名