記事検索はこちらで→
2020.09.01

ウイングトラベル

★7月の延べ宿泊者数56.4%減、マイナス幅縮小

 観光庁の宿泊旅行統計、Go Toが回復を後押し

 観光庁がまとめた「宿泊旅行統計」によると、7月の延べ宿泊者数(第一次速報値)は前年同月比56.4%減の2258万人泊となり、6月の68.9%減に比べてマイナス幅が縮小、国内宿泊需要は上向いた。6月19日から県境をまたぐ国内旅行が再開されたことに加えて、7月22日からは「Go Toトラベル事業」が開始されたことで、東京発着除外の影響はありながらも国内旅行需要の回復を後押ししたことが数字上でも裏付けられた。
 7月の延べ宿泊者数のうち、日本人延べ宿泊者数は45.7%減の2226万人泊で、6月の61.2%減から15ポイント以上回復し、需要は持ち直しつつある。一方で、7月の外国人延べ宿泊者数は97.0%減の32万人泊で、6月の98.1%減とほぼ同様のマイナス傾向が続いている。

 

※グラフ=延べ宿泊者数の前年同月比の推移