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2020.08.26

ウイングトラベル

★GoToトラベル参加宿泊施設の感染防止対策調査

 観光庁 42中24施設指導、人数制限や周知不十分

 観光庁は8月25日、Go To トラベル事業に参加した宿泊施設の感染防止対策実施状況の調査結果を公表した。それによると、各地方運極などが8月19、20日に調査した42施設のうち、旅行者への検温の実施や浴場・飲食施設等の三密対策は大半の施設が確実に実施しているものの24施設に指導が入った。
 指導内容は、エレベーターの人数制限等を行っていなかったため三密を防ぐ改善が1施設、浴場の人数制限等を行っていなかったため三密を防ぐ改善が2施設、「Go Toトラベルを利用される方が遵守すべき事項」の旅行者への周知が不十分であったため宿泊施設内での掲示や旅行者への紙の配布などの改善が15施設、公的書類による本人確認を実施していなかったための指導が9施設、平日夜間や土休日の保健所等との連絡先を確認していなかったため確認する指導が3施設。
 また、工夫がなされている例としては、旅行者の健康管理で、健康チェックシートを1人ずつ記入し、記載した書類を保管、レストランで部屋食での食材の説明を口頭からお品書きに変更、ビュッフェで事前に盛り付けた小皿の陳列場所上部に飛沫感染防止用のアクリル板を設置などを挙げた。