★世界の感染者19日27万人、週末ピークに注目

　インド過去最多約7万人、韓国20日315人

　ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター（JHU-CSSE）の集計によると、8月19日の新型コロナウイルス感染者数は27万3374人と2日連続で上昇した。20、21日が今週のピークを迎えると予想され、過去最高だった8月14日の39万4449人をピークとして減速傾向に向かうのか注目される。
　8月21日午前8時半現在の新型コロナウイルス感染者数は、世界188カ国・地域で2253万8431人、死亡者数は79万475人、快復者数は1438万9262人に達した。
　19日はブラジルが4万9298人と2日連続上昇したものの5万人を割った一方で、インドは6万9672人と過去最多を記録し、さらに1日あたりの感染者数は上昇を続けている。中南米では、コロンビアが1万3056人と過去最多を記録し、連日1万人を超え、アルゼンチン、ボリビアなども増加を続けている。
　欧州では19日にスペイン6671人、ドイツ1586人、英国831人、イタリア642人とスペインの感染者数が際立つ。
　アジアでは、韓国が18日297人、19日283人と拡大、韓国中央防疫対策本部によると、20日0時時点は新規感染者は315人と300人を超えた。とくに、ソウル125人、京畿道102人と2地域に集中している。

※世界の新型コロナウイルス感染者推移（出典：JHU-CSSE）