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2020.08.21

ウイングトラベル

★JAL、成田−シンガポール線を週3往復に増便

 運休のシドニー線、羽田・成田発のみ復便

 日本航空(JAL)は、新型コロナウイルス感染症の影響で減便対応を決めた9月運航の国際線のうち、成田-シンガポール線、羽田・成田-シドニー線の3路線で増便することを決めた。成田-シンガポール線は週2往復で運航するJL711・712便を9月から週3往復にする。シドニー線はこれまで運休していたところ、9月から成田・羽田発の片道のみ週1便で運航を開始する。
 成田-シンガポール線の増便は、北米-アジア間の通過需要に対応するもの。また、9月からは日本とシンガポールとの間で短期滞在者用の「ビジネストラック」と長期滞在者用の「レジデンストラック」も開始される予定で、ビジネス渡航が再開されていく予定だ。JALでは先ごろ、北米線および東南アジアの一部を増便している。今回のシンガポール線の増便と併せて、北米-アジア間の底堅い需要の獲得を図る。成田発JL711便は月・木・金曜運航で、シンガポール発JL712便は火・水・土曜の運航となる。
 シドニー線を含むオセアニア方面のネットワークは、全面運休としていたが、9月からは羽田・成田出発便のみ、それぞれ週1便で運航を開始する。オーストラリア側の受入体制に併せて、日本発便のみ運航可能となった。