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2020.08.17

ウイングトラベル

★韓国、旅行など6大消費割引券の配布を調整

 9月1日からの適用を感染状況次第で再検討

□韓国政府は8月16日、新型コロナウイルス感染者が再び拡大している状況を考慮し、8月14日から一部配布を開始した宿泊、旅行、公演などの6大消費割引券の配布時期を調整、今後の配布分を延期する。宿泊・映画・博物館は14日、美術館は21日、スポーツ・公演は24日、旅行は25日から割引券を配布する予定だった。未配送の割引券は、状況が安定するまで配布を暫定的に中断し、既に発行した分は防疫管理を徹底することを前提に使用を許可するとしている。
 宿泊と旅行割引券は予約時期が宿泊は8月14日、旅行は8月25日からだが、実際の使用時期が宿泊は9月1日から10月30日、旅行は9月1日から11月30日と異なるため、予約は予定通り進め、今後必要に応じて、実際の使用期間を調整・検討する予定。
 韓国では新型コロナウイルス感染者が拡大し、8月16日には新規に267人が報告された。とくにソウル141人、京畿道96人と急速に増加している。このため、ソウル市・京畿道地域は16日、釜山市も17日から「ソーシャル・ディスタンス」を第2段階に引き上げるなど感染防止対策を強化している。