★世界の感染者、15日29.7万人と過去最多

　ブラジル・インド増加、米国4万人台に減速

　ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター（JHU-CSSdE）の集計によると、8月15日の新型コロナウイルス感染者数は29万7603人と過去最多を記録し、1日30万人に迫った。ブラジルが過去最多の9万653人、ピークを続けるインドが6万4003人と増加した。
　8月17日午前9時半現在の新型コロナウイルス感染者数は、世界188カ国・地域で、2159万3607人、死亡者数は77万3685人、快復者数は1359万4900人に達した。
　米国は15日に4万8313人と5万人を割り、7月16日の7万7255人をピークに凹凸を繰り返しながら4万人台まで下がってきた。累計感染者数は540万3218人、死亡者数は17万28人。
　州別に見ると、カリフォルニア州は14日に1万5117人と過去最多を記録、フロリダ州、テキサス州は減少傾向に入り、ニューヨーク州は500〜700人の水準で推移している。ハワイ州は13日に過去最多の354人、その後も200人台で推移、グアム準州も11日に過去最多の31人、その後も20人台で推移している。
　一方で、スペインなど欧州とともに、アジアの感染再拡大が顕著になってきた。フィリピンが連日4000〜6000人台、インドネシアも2000人を超え、累計でフィリピン16万1253人、インドネシア13万9549人と急激に増加してきた。日本も連日1000人を超え、韓国も8月13日以降増加し始め、16日には300人を超えた。

※世界の新型コロナウイルス感染者推移（出典：JHU-CSSE）