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2020.08.17

ウイングトラベル

★宿泊施設の感染防止策実施状況調査結果を公表

 観光庁、GoToトラベル参加施設12施設を指導
 
 観光庁は各地方運輸局が8月6日、7日に実施した宿泊施設の感染拡大防止策の実施状況の調査結果を発表した。今回の調査はGo Toトラベル事業の参加において感染症防止対策の徹底が条件となっていることから実施したもの。今回は54の宿泊施設に出向き12の施設に対し実施が不十分な点について個別に指導、相談を行った。
 54の施設について大半は旅行者への検温の実施や浴場・飲食施設などの三密対策については確実に実施されていたものの、一部実施が不十分な点について個別に指摘した。
 具体的な指導内容は7施設に対して「Go Toトラベルを利用される方が遵守すべき事項」の旅行者への周知が不十分であったため、宿泊施設内での掲示や旅行者への紙の配布などの改善を行った。1施設に対してはチェックイン時の列の密集対策が不十分であったため、並ぶ位置の目安となるシールの貼付などの改善を行った。
 また、夕食時のレストランの座席間隔が不十分であったため三密を防ぐ改善を1施設に求めたほか、エレベーターの人数制限を行っていなかったため三密を防ぐ改善を1施設に対して要請した。