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2020.08.07

ウイングトラベル

★KNT-CTHD4-6月期決算、98億円の赤字

 売上高は97.0%減の33億2200万円に
 
 KNT-CTホールディングスが8月6日に発表した2021年3月期第1四半期(4月-6月)連結決算は売上高が前年同期比97.0%減の33億2200万円、営業損益が27億円の黒字から142億5200万円の赤字に、経常損益が26億7400万円の黒字から94億500万円の赤字に、四半期純損益が16億7300万円の黒字から98億400万円の赤字にそれぞれ転落した。新型コロナウイルスの感染拡大で海外、国内旅行ともツアー催行が取りやめとなった。店舗の休業など人件費などの削減を行ったものの旅行需要喪失の影響が甚大なものとなり、大幅な減収となり、その結果赤字を計上する結果となった。
 旅行業界は世界各国の入国制限に伴い海外旅行・訪日旅行が実施できず、国内旅行についても国の緊急事態宣言を受け、4・5月の需要がほぼ消失、解除後の6月も同様の状況が続いた。
 そうした中で同社グループはすべての海外旅行と訪日旅行を中止した。さらに4月中旬から5月末までは全店舗を休業したほか、5月末まで国内の募集型企画旅行の催行を取りやめるなど人件費を始めとした各費用の削減に取り組んだ。