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2020.08.07

ウイングトラベル

★JTB、「バーチャル修学旅行360」を展開

 リアルとVRを融合、新感覚の体験型旅行実現
 
 JTBは新たな修学旅行プログラムとしてリアルとVR(仮想現実)を組み合わせて新感覚の体験型旅行を実現する新たな商品「バーチャル修学旅行360」を開発したと発表した。360度のVR画像と現地でのオンライン交流や伝統文化体験、さらにお土産の販売といったプログラムを用意。オンラインで修学旅行を体感することを可能とした。
 新型コロナウイルスの感染拡大で修学旅行を始めとした学校行事が中止となる中で、新たなスタイルの体験を提供するとともに、新型コロナウイルス収束後のリアルな学びにつながる旅行需要の喚起につなげていきたい考え。第1弾として「京都・奈良編」のコンテンツを用意。8月31日から全国の小学校・中学校・高等学校を対象に予約を開始。10月1日以降にサービスを実施する予定。
 新型コロナウイルス感染拡大により修学旅行を中止する学校や自治体が増加している。また、この動きに伴い、多くの子どもたちを受け入れる予定であった宿泊施設や観光施設などにも甚大な影響をもたらしている。
 そうした中で同社はデジタル技術を駆使し、ニューノーマル時代における子どもたちの思い出づくりや学びの機会保証、そして観光事業者のサービス機会創出を実現させるプログラムとしてバーチャル修学旅行360を開発した。