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2020.08.06

ウイングトラベル

★コロナビールの製造元が世界で観光支援

 日本では沖縄で2000万円の支援を実施
 
 ビール飲料「コロナ・エキストラ」の製造元であるアンハイザー・ブッシュ・インベブ社は世界各国で新型コロナウイルスの影響を受けた観光・旅行業界のサポートを行うプロジェクト「Rediscover Paradise(リディスカバーパラダイス)」を実施している。世界中で約1000軒1万4000室以上のホテルの部屋を予約。その代金を先払いし消費者に提供することで苦戦する観光・旅行業界を支援することを目指す。日本ではイベントの実施などでゆかりが深い沖縄の宿泊・観光産業に約2000万円の支援を行う。
 同社は「THIS IS LIVING」というブランドメッセージを掲げ、人生における本質的な豊かさや歓び価値観の大切さを示唆している。そうした中で「旅」「音楽」「サンセット」の3つのテーマを大切にしており、世界各地でさまざまなイベントや企画を展開している。
 日本においては2015年から音楽フェス「CORONA SUNSETS FESTIVAL」を開催している沖縄の観光業界のサポートを行うことを決定。今年のブランド年間予算から2000万円を観光支援プロジェクト予算として拠出。沖縄県内の宿泊施設の空室を買い取り、9月をめどに消費者向けのプレゼントキャンペーンを実施する計画だ。客室の費用を同社が先払いすることにより、打撃が大きいと想定される宿泊業への直接支援につなげたいとしている。

 

※写真=コロナビールの製造元が観光支援キャンペーンを展開