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2020.08.06

ウイングトラベル

★赤羽国交相、成田水際対策「漏れないことが大事」

 正確かつ迅速な検査体制で徐々に緩和化へ

 国土交通省の赤羽一嘉大臣は8月4日に成田空港を視察し、新型コロナウイルス感染症の水際対策として、7月29日から第2ターミナルで、8月3日から第1ターミナルで開始した抗原検査の状況を確認した。同検査は、従来のPCR検査よりも短期間で結果が分かるため、空港での検査時間の短縮が進む。実際に入国者へ検査を行う状況を見て「検査の習熟が進むことで、さらに待ち時間なども縮小できる」と、同空港の水際対策に納得した。さらに「水際では漏れることがないようにやることが大事」だと述べた。国交省として最大限のバックアップを図り、「国の責任で検査をフォローする」考えだ。
 赤羽大臣は、検査当局と空港会社の協力により検査時間の短縮が進んだことを確認した。それに加えて気になる点として、検査結果が出るまでの待機時間の対応について触れた。検査当局との話し合いが必要だとした上で「ターミナルに用意しているのはパイプ椅子。もっと“おもてなし”に力を入れる必要があれば、しっかり対応していきたい」と述べた。

 

※写真2=水際対策の状況を確認(提供:NAA)

 

※写真3=第3ターミナルに設置するサーモグラフィックを視察(提供:NAA)