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2020.07.27

ウイングトラベル

★世界の感染者1619万人、22−24日最多ピーク

 米カリフォルニアとフロリダ州、NY州上回る

 ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(JHU-CSSdE)の集計によると、先週末の新型コロナウイルスの感染者数は、7月22日28万600人、23日28万2800人、24日28万1200人と過去最多のピークに達した。25日は25万5000人と減速したものの高止まりで、感染者の拡大傾向を勢いを増している。
 7月27日午前10時半現在の新型コロナウイルス感染症の累計患者数は、世界188カ国・地域で1619万9796人と1600万人を上回り、死亡者数は64万7910人、快復者数は934万7721人に達した。
 米国は24日に7万3700人と過去2番目の感染者数を記録したものの、先々週と比べるとピークは下降した。20日時点では、累計感染者数はニューヨーク州が最多だったが、先週末にカリフォルニア州とフロリダ州が一気に上回った。累計でカリフォルニア州は45万2288人、フロリダ州は42万3855人、ニューヨーク州は41万1736人。とくに、フロリダ州は連日1万2000人台で推移した。

 

 週末にブラジル、インド、南アフリカなど最多
■日本の感染者23日978人、第2のピーク迎える

 ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、日本の感染者数は7月23日に978人と過去最多を記録した。同日の厚生労働省の発表では966人。4月11日の701人を「第1波」のピークとするなら、感染者の数からみれば、7月15日の735人以降を「第2波」とするのが妥当とみられる。

 

※日本の新型コロナウイルス感染者数の推移(出典:JHU-CSSE)