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2020.07.16

WING

JJP、国際線は8月も全便運休へ

長期化する国際線の全便運休

 ジェットスター・ジャパンは7月15日、8月の国際線を全便運休することを継続することを発表した。同社はあらたに成田ー上海、成田ー台北、成田・関西・中部ーマニラ線を運休することを発表。既に運休することを発表済みの成田ー香港線を加えると、8月は当初計画していた全258便を運休する。
 国内線は段階的に運航を再開し、8月には当初計画の74.8%まで回復することが決まるなど、徐々に力を取り戻しつつあるが、一方で国際線では未だ光が差す兆しもない。
 ジェットスター・ジャパンは、夏の旅行シーズンに国際線を全便運休するという苦渋の決断を余儀なくされた。
 同社の国際線の運航状況を振り返ってみると、成田ー上海線は2月5日から運休に、成田ー香港線も2月16日から、成田ー台北は3月2日から、関西ーマニラ線も3月6日から運休が続いている。さらには成田ーマニラ線は3月20日から、中部ーマニラ線も3月23日から運休している。
 なお、同社は現在販売中の国際線については、日本および就航先の入国規制や今後の需要動向に合わせて、追加減便を行う可能性があるとしている。

 

※写真=ジェットスター・ジャパンの国際線は8月も全便が運休することが決まった